お酒のトラブル
アルコール依存症のこと
Question
アルコール依存症に陥ってしまい、お酒でのトラブルが続くような人もいると聞きます。どのような病気でしょうか。また、周囲の人がどのようなことに気を付けるべきでしょうか。
Answer
アルコール依存症とは、アルコールを繰り返し多量に摂取し続けた結果、心にも、身体にもダメージを受けてしまう状態です。単に個人の意思の弱さなどの問題ではなく精神疾患であることを知っておいてください。
飲酒に対する強い欲求が起こり、飲んではいけない時なのに飲みたい気持ちをコントロールできない、アルコールが切れると手が震えたり、汗が大量に出たりするなど、様々な症状が出てきます。
周囲の人は、例えば経済的に支援し、寄り添い、話し合うことで改善に努力しようと考える場合もあります。でもそのような行動が逆に本人の回復を遅らせてしまう場合もあるようです。冷静に、アルコール依存症の疑いがあると感じたら、病院での治療を勧め、説得することが重要です。そのような話し合いは、お酒が入っていない時に行うことも重要だと言われています。周囲の人とプロダクションが連携して取り組むことも必要です。