お酒のトラブル

お酒に強い人こそ、SNS投稿に注意

Question

お酒を飲んだ時にSNS投稿などはするべきではないと聞きました。でも自分はほかの人に比べてお酒に強いという自負があるので大丈夫だと思うのですが。

Answer

「飲んだときにSNS投稿はするべきではない」のは、アルコールには脳の働きを麻痺させる作用があり、注意力や判断力が確実に低下しているからです。量が少なくても気が大きくなって、普段はしないような過激な発言や反感を買う投稿をしてしまったり、うっかり未公開情報を書き込んでしまったり、自宅がわかるような写真を投稿してしまう可能性があります。裏アカウントと公式のアカウントを間違えて投稿してしまうケースもあります。お酒に強い人でも、低濃度のアルコールが判断力に影響を及ぼすことが様々な調査研究で明らかになっています。

確かにお酒を飲みながらインターネットの記事を見たり、SNSで情報収集をしたりすることは楽しいことですが、軽い気持ちで送信ボタンを押してしまった投稿により、あなたやあなたの担当するアーティスト・タレントが仕事を失ってしまうことは十分あり得えます。
普段は「飲んでSNS投稿はしない」と思っている人でも、「今回だけは大丈夫」と気持ちが大きくなってしまうのがアルコールの恐ろしさです。そのようなリスクがあると自覚している人は、SNS投稿について第三者の承認がなければ投稿できないようにするなど、システム的な対応も検討しましょう。